『青森ねぶた祭』開催まで、あと24日!
青森ねぶた2009 Vol.60  〜 『青森菱友会』岸壁での囃子の練習風景 〜
写真1
 本日は、昨日撮影に伺わせて頂いた、『青森菱友会』の囃子方の岸壁での練習風景を掲載致しましたが、写真の枚数が57枚と多いために、大分重いページになってしまったことをお詫び申し上げます。

  本州最北端の青森県も、連日真夏のような気温が続き、さすがに一日中、半袖で過ごしても不自由しないだけの気候となった。
 しかし、今からひと月ほど前の6月13日は、夕刻ともなれば、ジャンパーが必要なほど肌寒い日が続き、そんな中私は、『マルハニチロ侫武多会』の囃子方『海鳴』の練習風景を撮影するため、海風が吹き続ける青森港に面する岸壁へと向かった。
 その時に撮影したのが、6月25日に掲載した写真だが、そこから僅か5,60メートルほどしか離れていない浅虫寄りの岸壁にて、昨日撮影に伺った『青森菱友会』の囃子方の練習も行われていたことを、私はつい先日知ったのである。
撮影日/平成21年7月8日
Picture Date
July 8, 2009



平成17年の再来を!



『菱友会』の練習風景を撮影してみたいと思ったのは、実は二年ほど前に遡る。
『菱友会』の会員のOさんが、岸壁での囃子の練習風景を写真に撮り、とあるブログに掲載していたのを、私は偶然目にする機会があった。 
  港町青森らしいその風景と、夕闇迫ろうとしている中で、豪快に太鼓を打ち鳴らす囃子方の様子に、一度現場に伺い、撮影してみたいとの衝動に駆られた。
  しかし、その想いは果たされないまま、一年が過ぎた。
  そんな翌年の夏、つまりは昨年のこと、私のサイトを観ていて下さっていた『マルハニチロ侫武多会』の囃子方『海鳴』の会長さんである若井暁さんからメールを頂き、メールを交わしている内に、『海鳴』も夏場は岸壁で練習をしているとのことを聞き及び、結果的に『菱友会』よりも先に、岸壁にて練習を続ける囃子方の撮影をさせて貰うことになったというのが、これまでの経緯である。
 既に『海鳴』の冬期練習風景を撮影させて頂いた今年2月のこと、ブログに写真を掲載していたOさんから、『菱友会』の撮影の許可を、現会長である川田さんより貰いましたとの連絡を、やっと受け取ることができたのだが、まさか『菱友会』も、『海鳴』と同じ岸壁にて、しかも同じ日の同じ時間帯に囃子の練習をしているとは、その時は想像もしてなかった・・・。
  こうして、撮影してみたいという想いから二年を経て、やっと『菱友会』の練習風景を記録することができたのだが、『菱友会』の目と鼻の先で練習をしている『海鳴』に、本日撮影に訪れていることを一言断っておくべきだったのではないかと不安になっていた矢先に、その心配が現実のものとなった。
『菱友会』の撮影をして間もなく、 「こんばんわ」という声がした。振り向いた私は、言葉を失っていた。立っていたのは『海鳴』の会長さんである若井暁さんである。どうやら、『菱友会』の会長である川田貴志さんに、用事があって訪ねて来たらしい。
「今日はこちらを撮影ですか?」と若井さんが、ちょいと不適に嗤ったような気がしないでもない・・・。(若井さん、ごめんなさい)
 若井さんには予め、今年は『菱友会』の撮影もしますよ、とは断っていたものの、何か浮気現場を見つかってしまったようで、ちょっと後ろめたい気持ちがしていた・・・。
 私は結局の所、ねぶた全般が好きなのであり、『海鳴』の囃子方も、そして『菱友会』も好きなのだ・・・!とは心で叫んでみるものの、一度運行に出れば、共に最高位の賞を狙うライバル同士なので、そのどちらにも本来であれば撮影をお願いするべきではなかったのかも知れないとも、反省していた。
 しかし・・・。
 打ち鳴らされるねぶた囃子を聴けば、そんな後ろめたさも吹き飛んでいた。やっぱり、“ねぶた大好き人間”たちがこの日本最大の祭りを支えているのである。これからも、そんな人々の情熱的な顔を、できれば垣根なく続けてゆきたいと、自分に都合良く心に誓っていた次第である・・・。
 ということで、次回は、『に組』の囃子方の練習風景を掲載致します。゚・゚*・(゚O゚(☆○=(`◇´*)o 割り切りが早すぎる!

 因みに『菱友会』の登録されている会員数は、現在140名〜150名とのこと。ねぶたの運行には一日100名の会員が参加し、私が撮影に訪れた昨日のような練習には、曜日によるものの、常時40名〜50名の人数が集うらしい。
『菱友会』と言えば、2005年の8月6日7日8日9日10日には、『ねぶた大賞』受賞後の特集写真を、私のサイトでも掲載しているので、その勇壮ぶりを記憶している方も多いのではないだろうか。
  同年は、『ねぶた大賞』の他に、『囃子賞』、『運行・跳人賞』、『最優秀制作者賞』など、各賞を総ナメにした、『菱友会』としては、正に最高の年でもあった。
 今年、創立20周年を迎えるという『菱友会』は、『平成17年度の栄光を、もう一度!』と渇望を抱き、誰もが真剣に、そして何よりも一人一人が心から楽しんで、日々の練習に励んでいる様子であった。『青森ねぶた』まで、あと23日と迫った!!
  頑張れ、『菱友会』!!

 最後に、今回の撮影を許可して下さった、『菱友会』会長の川田貴志さん、そして、その川田さんを紹介して下さった友人のOさんに、この場を借りて、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。


写真2 午前中は激しく降った雨も、午後には上がり、夕景が迫りつつある青森港。
写真3 アスパムから僅か6、7分の場所にある岸壁にて、『菱友会』の練習が行われているのである。
写真4 太鼓の革の張り具合を調整している様子。
写真5
写真6 会長の川田さんが、一つ一つの太鼓の革の張り具合を、音を出して確認している。
写真7
写真8 午後6時50分、いよいよ囃子の練習が始まった。
写真9
写真10
写真11
写真12
写真13
写真14
写真15
写真16
写真17
写真18
写真19
写真20
写真21
写真22
写真23
写真24
写真25
写真26 発電機により、明かりが点された。
写真27
写真28
写真29
写真30
写真31
写真32
写真33
写真34
写真35
写真36
写真37
写真38
写真39 ミーティングは、こんな具合に集い、行われていた。
写真40 太鼓の練習の後、再び全員で囃子を奏でる。
写真41
写真42
写真43
写真44
写真45
写真46
写真47
写真48
写真49
写真50
写真51
写真52
写真53
写真54
写真55
写真56 午後八時半。練習が終わり、後片付けに入る。
写真57
 
 
 
使用カメラ
撮影カメラ
EOS 5D MarkU×2