青森ねぶた2009 Vol.13  〜 シリーズ 昨日[5月7日]のねぶた小屋 vol.6 〜
 昨日からは、ねぶたに電球を付けるための配線作業が入った。
 翌日、私がねぶた小屋に足を運んだ時には既に、一夜のうちに木々に白い雪が降り積もるがごとく、閻魔大王の全身は電球を付けるための黒いソケットや、閻魔大王の冠部分には、より明るさを演出するための蛍光灯用の白いソケットが備え付けられていた。(写真2)
  この日の作業は、まだ配線作業が行われていない朝比奈像側の鬼の胴体部分、そして朝比奈像の背中(写真13,14)の、針金張りが行われた。
  再び夕刻からは、電気の配線作業が行われ、閻魔大王は、ソケットの数を増やし、より黒く変わって行った。
  昨日と本日の写真を見て、「写真が随分と黄色いなあ」と感じられた方も多いだろう。一昨日までは、デジタルカメラのホワイトバランスを『AWB(オート)』にして撮影していたが、昨日と本日は色温度を『4500』にマニュアル設定し、撮影していたためである。この色温度が、EOS 5D MarkUの液晶で確認した画像と、実際にねぶた小屋で体感する映像とが、一番良く似ているのだ。
撮影日/平成21年5月6日
Picture Date
May 6, 2009


昨日の『北村隆ねぶた』の
進捗状況です!



  これが『4600』だと赤味が強くなり、逆に『4400』だと青味が強くなる。特に陽が西に傾いた頃のテント内は、明らかにオレンジ色が強くなり、映像も大きく赤味を帯びる。そのオレンジ基調を、『AWB』で撮影した場合、デジタルカメラの特性上、消し去ってしまう場合があり、リアリティーに欠けてしまうのだ。
  しかし、現在の『マニュアル』設定のホワイトバランスでは、あまりにも黄の色合いが強いために、私自身もちょっと違和感を感じ始めたこともあり、明日からは再びホワイトバランスを『AWB』にして撮影したいと思う。
  実際の現場はどうであれ、映像が綺麗に撮れるのは、やはり『AWB』なのかも知れない。 

写真1 配線が始められた閻魔大王の傍ら、朝比奈像の完成を急ぐ北村氏。
写真2 閻魔大王は、裸電球を差し込むためのソケットが取り付けられた状態。
写真3 夕陽に染まるねぶた小屋内。
写真4 ソケットはすべて新品の物を使う。 
写真5 朝比奈像の製作をしている北村氏。 
写真6 黄鬼の胴体部分の製作をしている北村氏。

写真7 一寸角と呼ばれる縦横が一寸(3センチ)の一番細い棒で、朝比奈像を補強してゆく。

写真8 脚立の上でも、常に理想のねぶたのイメージを追い続けている。
写真9 毎度同じカットですみません・・・。夕暮れ時に、特にこのカットが映えるんです。
写真10 朝比奈像の腕と鬼の製作をする北村氏と吉町君。
写真11 吉町君は現在のところ、最も古い(長く北村氏の下で勉強している)弟子。それだけに北村氏の期待も大きい。
写真12 脚立もこうやって使えば、長持ちするのだ。
写真13 手前から岡本さんと、香川からねぶた作りを学ぶために移住してきた三好さん。
写真14 津軽弁は100%理解できないと話す三好さんだが、とにかく頑張っている。
写真15 師匠と弟子。その上下関係が出ている写真・・・??
写真16
写真17
写真18
写真19 手を入れる場所を的確に指示、ねぶたは次第にできあがってゆく。
写真20 弟子の作業を注視する北村氏。
写真21 弟子と共に、木材を補強し、強度をつけてゆく。
写真22 夕方からは、再び電気工による配線作業が始まる。
写真23 まずは、ねぶたのどこに電球を入れるのかを思案中の長尾さん。
写真24 閻魔大王の顔の配線作業に移る。
写真25
写真26 顔に張り付き、配線作業をしてゆく。
 
 
 
 
使用カメラ
撮影カメラ
EOS 5D MarkU