青森ねぶた2009 Vol.8  〜 シリーズ 昨日のねぶた小屋 vol.1 〜
 アスパム(青森県観光物産館)横にある『ラッセランド(ねぶた小屋)』にて、8月2日から始まる『青森ねぶた祭』に向けた山車の製作作業が本格化している。
 毎年、最も優れたねぶたに与えられる『ねぶた大賞』を三年連続で受賞している北村隆氏のねぶた小屋でも、順調な進捗状況が続き、確実にねぶたとしての形となりつつある。
 4月26日の制作開始から、昨日で丁度一週間になるが、既に『青森山田学園ねぶた』は半分の骨組みを終えており、その進行状況を、実際に見たいという方は多いに違いない。
 当初は、私のサイトでも、搬入の様子から順にアップしてゆく予定であったが、NEWS(ニュース)としての新しさを重視し、昨日撮影したての現在の進捗状況をアップしようと決めた次第である。これまでの経過は、後日改めて掲載したい。
撮影日/平成21年5月2日
Picture Date
May 2, 2009

昨日の『北村隆ねぶた』の
進捗状況です!

 昨日の作業内容は、一昨日にアップした『青森山田学園』の下絵を見て貰えば判ると思うが、向かって右に位置した閻魔大王の錫杖を持つ腕と、閻魔大王の胴体部分、そして、錫杖の腕への取り付けと、閻魔大王が左手に持つお経(観音経)の製作である。お経は、ねぶた全体を包んでおり、余りにも巨大なために、数人での製作が欠かせない。
 さて、まだ針金と木組みだけのねぶただが、できれば完成まで、連日のようにアップしてゆければと願っている・・・。(しかし、連日は私の体力がもたないとも思っているのです・・・。その点は、ご勘弁下さい。)

写真1 本日の作業は、下絵の向かって右に位置する閻魔大王の腕と胴体部分の製作から始まった。
写真2 閻魔大王の胴体の寸法を、「紙がない」とのことで、段ボール紙に描く北村氏。
写真3 やがて、カレンダーの裏を使用し、描き始める。ねぶた小屋のカレンダーが必要なのは、7月までなので、8月〜12月までを利用したのだ。 
写真4 計算機で、ミリ単位の寸法を出してゆく。1メートル50センチは1500いう具合に。
写真5 下絵と比べ、その配置を考える。
写真6 仕事の前に、イチロー同様にユンケル?
写真7 拳のパーツと腕のパーツを繋ぐ作業をする。
写真8 午後からは、弟子や手伝いの方々が多数参加し、腕を定位置に取り付ける作業を行う。
写真9 定位置にセットしたら、まずは仮の取り付け。
写真10 位置を微妙に調整し、木材を入れて固定してゆく。
写真11 一週間前は雪景色だったが、今は初夏の日差しが窓から入っていた。ねぶた小屋も暑くなりつつある。
写真12 閻魔大王に持たせる錫杖に木材を入れて強さを補強する。
写真13 閻魔大王の拳に、錫杖を持たせる。
写真14 持たせたら、針金で一気に固定してゆく。
写真15 今度は、閻魔大王の握るお経(観音経)の紙の部分の製作。場所は、閻魔大王の頭上である。
写真16 経文をねぶたの背後まで廻す作業を、針金で行ってゆく。これこそが、北村隆本人でなければできない魔術なのだ。
写真17 針金を弟子達が引っ張り、固定してゆく。
写真18 全体の出来具合を常に観察しつつ、北村隆氏のねぶた製作は続く。
 
 
 
 
使用カメラ
撮影カメラ
EOS 5D MarkU