温暖化なら更に熱い夏にしようぜ!青森ねぶた 17
写真1 「ねぶたの初日は、生憎の雨だな。今年のねぶたは祟られてるんだぜ!フフッ!」
撮影日/平成20年8月2日

Taking a picture day
August, 2 2008

〜恐怖と苦心のラッピング 1〜

 今日は、『青森ねぶた』の初日である8月2日に行われた、運行前のねぶたのラッピングの様子を、本日と明日の二日に渡り、『青森菱友会』の山車を中心に撮影したものを掲載してみた。
  今年の『青森ねぶた』は、私が記憶する限り、しばらくなかったほどに雨に祟られた。2日、3日と連続の雨日で、しかも3日には台風並の風と豪雨の中での運行となったが、この豪雨は、参加する人々にとっても大変だが、雨の影響を一番受けるのは、やはり『『紙』と『水性絵の具』作られている、ねぶたの山車本体である。
 運行責任者は、その日の天候(降水確率)を調べ、時々に応じて『写真2』に写るような、巨大なビニールシートをねぶた本体に被せるのだ。
  しかし、この作業は決して楽ではない。人形ねぶたは凹凸があり、その凹凸に引っかからないように、また山車を破壊しないように、慎重にビニールを被せてゆく。
 このビニールシートは、主催者ばかりではなく、撮影者にとっても泣き所であり、ビニールを被った日の山車は、絵としても奇麗には写らないので、結局はねぶた本体の撮影はほどほどにし、参加する人を中心に撮影をしなければならない。

『写真1』に写る、『JRねぶた実行委員会』の山車、『将門の神霊 瀧夜叉を救う(まさかどのしんれい たきやしゃをすくう)』の髑髏が、生憎の天気に嘆く、私をうすら笑っているように見えた。
 このように、夜の運行で、ねぶたがラッピングされることは、二年、あるいは三年に一度ほどであり、そういう意味においては、今年のねぶた運行と、私の撮影は、初日から恵まれていなかった

 しかし、いつも思うのだが、この継ぎ目のないビニールシートは、可也高価な筈であり、運行途中に、あるいはラッピングしている最中に、凹凸の激しいねぶたの細部が突き破り、使い捨てになることが多く、毎年買い替えるための費用も、馬鹿にならないだろうといらぬ心配をして見ていた。(文面は、明日へと続く)

※ ラッピングの写真を、本日一日で掲載しようと一挙20枚を1ページに載せてみたものの、光ケーブル回線でさえ、あまりに表示が遅く重くなりすぎた為に、本日と明日の二日に分けてアップすることに致しました。 


写真2
写真3
写真4 ビニールシートを、小屋の天井から吊るした紐に結び付け張り上げる。
写真5 ビニールを広げ終わると、ねぶたを、ゆっくりと前に曳き出す。
写真6
写真7
写真8 風で飛ばぬように、ビニールの端をホッチキスで山車に止めてゆく。
写真9
写真10
写真11 ビニールに入り、仏の顔もほっとしている様子。
写真12 端をカッターで切り取り、完了。一体、何万円のビニールなのか・・・。
写真13 ラッピングがやっと終わった。
 
使用機材
撮影カメラ
EOS-1D
使用レンズ
EF16-35mm/EF15mmFisheye
スピードライト580EXU/トランジスターパックE(Ni-Cd)