温暖化なら更に熱い夏にしようぜ!青森ねぶた 11 〔一挙17枚を掲載!〕
  本日は、ナヌカビに運行された三台のねぶた山車をアップした。
  まずは、『青森市役所ねぶた実行委員会』による『歌舞伎「百獣の王 連獅子」(作/穐元和生)』、続くは『日本通運ねぶた実行委員会』による『安倍晴明(作/柳谷優浩)』 、そして『サンロード青森』の『十和田湖幻想「南祖坊と八之太郎」(作/千葉作龍)』と運行が続く。
  毎年、ナヌカビにねぶたに参加する人は非常に少ない。これが日曜日と重なれば加わる人も多少増えるのだろうが、今年は生憎の木曜日。会社や仕事を終えてから人々が参加してくる夜の運行とは違い、仕事を休んでまで行列に加わるという人も殊の外少ないのも現実の姿。跳人(ハネト)の数も激減し、ねぶたとねぶたの間には、広い空間が出来てしまう。空間は運行の遅れにも繋がり、その隙間を埋めるかのように、ねぶたは歩調を早める。こうなると、撮影者にとっては地獄だ。前に回ったり、更に凝ったカットが欲しいと山車を追っかけたりすると、たちまち汗が全身を伝う。
撮影日/平成20年8月7日
Taking a picture day
August, 7 2008

 

特集 ナヌカビのねぶた達 6
〜青森市役所、そして日本通運、
続くはサンロード青森 〜

 

 炎天下の中、2時間も撮影していると、熱射病の兆候でもある軽い頭痛がしたりするのだが、今年は喉が少しでも渇いたと思ったら、ぐぐっとペットボトルのスポーツドリンクを、無理にでもがぶ飲みし続けた。単なるミネラルウォーターでは、失った塩分を補給できない。躯が塩分やカリウムを切らした場合には、ねぶたを追いかける脚が痙攣する。ねぶた撮影で痙攣を経験したのは、1度や2度ではない。塩分は普段のどんな食事からでも補給できるが、カリウムは野菜中心の献立を組むか、野菜ジュースでも飲まないと十二分に摂取できない。なので、私は毎夜の帰宅後に、1リットルの野菜ジュースを飲み干すことにしていた。(いや、一番の問題は、私の体重を、あと10キロは減らさねばならないことなのかも知れない・・・。体重が多いと汗を余計にかくし、第一、足腰への負担も大きく、疲れが溜まる原因ともなる。)
 ナヌカビの昼の撮影を終えて、海上運行を撮影すべく、『青い森公園』で休んでいると、脚や腕にザラザラした違和感を覚えた。看ると、躯から吹き出た塩が、結晶となって皮膚にこびり付いているではないか・・・。白い結晶は、まるで魚の鱗のように毛羽立ち、擦るとぼろぼろと剥がれ落ちる。全部集めたら、ゆで卵で3、4個は食べることができる量の塩が採取できたかも知れない。この塩は、ミネラルこそ含んでいないが、少量の蛋白質を有している。(汚ねえな〜!)
  こんな苦労をしての盛夏の中での撮影は、毎年経験はしているものの、やはり楽に感じたことは一度もない・・・。
 おまけに、今年はストロボが壊れ、レンズのピントリングも壊れ、2日3日の雨が防滴仕様の筈のカメラ内部にまで浸透し、4日にはカメラが完全に死に絶えた。困り果てた末に、布団乾燥機でカメラを包み込み、蒸し上げること約2時間。カメラの表面温度が70℃ほどにも達した頃、やっとカメラ内部の水滴が飛んだらしく、奇跡的に復活するも、その後のカメラの不調は極限にまで達した。ピントは合わず、シャッターも押せずで、あらゆる意味で、昨年にも増して、とことん泣かされた年になったのである。

写真1 『青森市役所ねぶた実行委員会』による『歌舞伎「百獣の王 連獅子」(作/穐元和生)』。
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写真8 『日本通運ねぶた実行委員会』による『安倍晴明(作/柳谷優浩)』 。
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写真13 『サンロード青森』の『十和田湖幻想「南祖坊と八之太郎」(作/千葉作龍)』。
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使用機材
撮影カメラ
EOS-1D
使用レンズ
EF16-35mm
スピードライト580EXU/トランジスターパックE(Ni-Cd)