温暖化なら更に熱い夏にしようぜ!青森ねぶた 9 〔一挙17枚を掲載!〕
写真1
撮影日/平成20年8月7日

Taking a picture day
August, 7 2008

特集 ナヌカビのねぶた達 4
〜板金工業組合とヤマト運輸〜

 本日は、昨日掲載した『日立連合ねぶた委員会』と『JRねぶた実行委員会』に続く、第四位の『商工会議所会頭賞』を授賞した『青森県板金工業組合』の『風雪、吉野山の決戦(作/北村蓮明)』と、第五位にあたる『観光コンベンション協会会長賞』を授賞した『ヤマト運輸ねぶた実行委員会』による『花和尚・魯智深(かおしょう・ろちしん)作/北村隆』を掲載したい。
 今日載せた二つのねぶた山車は、度々記述している通り、現在のねぶた界を背負う“偉大な兄弟ねぶた師”でもある、北村蓮明氏と北村隆氏の両氏によって制作されたものである。
 まず最初に登場した『写真2』の北村蓮明氏の作品(『風雪、吉野山の決戦』)は、“風雪”を、まるで秋刀魚のような形をした弧を描く白い太線を“風”として描き、マシュマロのような球体を“雪”として表現しているのが、また面白い。武者絵は、兄弟だけあり、共に似た雰囲気を持つが、弟の蓮明氏の見目(みめ)の方が、若干漫画チックで、武者自体が若くも感じさせる。一方の北村隆氏の武者は、その凛々しい目もとが特徴とされ、『青森ねぶた祭り』が始まった2日以降に、人に言われて、改めて目もとに墨を入れ直したというほどに拘りを持っている。

 なるほど、最終日のねぶたの目元と、祭り初日の武者の目元の墨の強弱が、幾分違っているのが判るだろうか。
 そして、本日掲載した『写真17』には、8月7日にも記述した通り、北村隆氏が自らの還暦を祝い、干支の『子(ねずみ)』と自らを載せたかのような布袋和尚が、ちゃんちゃんこならぬ赤い服を着て、微笑んでいる姿が愛らしい。
 単なる人形の山車として観るねぶたも楽しいが、このような裏話を知ると、もっと見方が違ってきて、ねぶた制作者たちの苦心が忍ばれ、面白いのではないだろうか。


写真2 『青森県板金工業組合』による『風雪、吉野山の決戦(作/北村蓮明)』。
写真3
写真4
写真5
写真6
写真7
写真8
写真9
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写真11 『ヤマト運輸ねぶた実行委員会』による『花和尚・魯智深(作/北村隆)』
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写真15
写真16
写真17
 
使用機材
撮影カメラ
EOS-1D
使用レンズ
EF16-35mm
スピードライト580EXU/トランジスターパックE(Ni-Cd)