温暖化なら更に熱い夏にしようぜ!青森ねぶた 6
 2008年度の『青森ねぶた祭り』が、昨夜終わった。
 今年は初日と翌日の二日も雨に見舞われ、このままビニールを被ったままのねぶたしか撮影できないのかと危ぶんでもいたのだが、その後は天候に恵まれ、北東北の夏らしい暑さも戻ってきて、やっと本来の『ねぶた絵』を多数カメラに収めることができた。
『青森ねぶた』の六日目、つまり昨日の7日はナヌカビ(七日日)として、昔から夜の運行は行われずに、昼の運行を終えた後に、海にねぶたの山車本体を流す、という行事が行われていた。これは『鐘楼流し』に似た、日本全国の火祭りの典型とも云える鎮魂の儀式であり、その名残が写真8に掲載した『海上運行』として現在も『青森ねぶた』では引き継がれ、見ることができる。
『海上運行』される『ねぶた』は、各賞を受賞した上位グループだけであり、この『海上運行』こそが、ねぶた運行者、そして参加者や制作者にとっても“誉れ”である。
『ねぶた』を観るなら、やはり夜の灯りが入った山車の方が魅力的であるが、昼の運行も、“日本一の火祭りと、短い青森の盛夏がこれにて終わる”という“もの悲しい風情”を持っていて、私はとても好きである。その昼のねぶたの顔が、最後の夜へと繋がる時の流れを、今回は掲載してみた。
撮影日/平成20年8月7日
Picture Date
August, 7th, 2008
 
特集 ナヌカビのねぶた達 1
〜昼と夜を繋ぐ時〜








写真1 夜のねぶたの顔と何が違うか判りますか?
写真2 眼に太陽の陽射しが射し込み、まるでねぶたが魂を抱いたように見える。
写真3 ナヌカビの最後の運行が、炎天下の下で始まった。
写真4 運行を終えたねぶたは、港にてクレーン車で船に積み込まれる。
写真5 船に下ろされたねぶた。
写真6 方向を変えて、これで完了だ。後は、夜を待つばかりである。
写真7
写真8 暮れなずむの下、ねぶたの『海上運行』が始まった。
写真9 船の上では、「ラッセラー、ラッセラー」と提灯を左右に振る人々の姿も窺える。
写真10
写真11 ねぶたの運行と同時に、花火も打ち上がる。
写真12
写真13 2008年の『ねぶた祭り』の終わりを、盛大な花火が告げる。
 
使用機材
撮影カメラ
EOS-1D
使用レンズ
EF16-35mm/EF35-350mm
スピードライト580EXU/トランジスターパックE(Ni-Cd)