※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
本日【2003年8月17日(日曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【津軽の発情期!ねぷた・ねぶた祭 15/ねぷたの中の子供たち】
 
 
  本日は8枚の写真を掲載いたしました。


  跳人が青森ねぶたの助演俳優ならば、弘前ねぷたの助演俳優は子供たちと言っても良いだろう。
  片足でラッセララッセラと乱舞するどちらかと言えば若人の祭と化した青森ねぶただが、子供たちも参加していない訳ではない。ただし、親や大人の監視のもと、跳人の最前列に踏みつけられないように歩いているというのが現状のようだ。それとも、囃子の中に母親や父親の庇護の下、笛を吹いたり、手振鉦(ジャガラギ)と呼ばれる小型のシンバル状の打楽器(写真1の子供が手に持つ品は青森の物とは多少ちがう)を打ち鳴らしたりしているだけである。
  その点、弘前ねぷたは子供がいないと祭自体が成り立たない。
  ねぶたの手綱を引いているのは、その多くが子供たちであるし(写真3)、子供を引率する親たちなのだ。
  青森のようにカラス跳人が出て、傷害事件まで発展するということもないし、唯一危険と言えば雑踏の中で他人やねぷたに踏みつけ押されないように、注意さえしてれば良いのである。

  勿論、幼い頃は私もこのねぷた祭に毎年のように参加した。
  子供たちの目当ては、祭に参加した当夜に貰える、高くてもおよそ総額1000円(現在)ほどのお菓子袋であり、その戦利品を食べて、残った夏休みの間に一気に宿題を片付けてしまわなければならなかった。
  ねぷたが終わればお盆となり、そろそろ宿題が気になりだす頃だから、脳ミソに糖分を与え、準備体操させるためにも、このねぷたで得たお菓子は、貴重だったのである。
  一日置きに出発するねぷたもあれば、毎日出陣するねぷたもあり、町内のねぷたが本日休みともなれば、別の町内のねぷたに参加し、戦利品を集めた。
  親にしてみても、子供にしては過分なお菓子の山を目の当たりにしているにも関わらず、「ねぷたのお菓子だから、仕方がなっきゃの」と叱りつけることを諦めさせることもできたし、そういう面では、本当に貴重な夏祭との印象が強いのだ。

  時代は変わり、6年前に参加した折には、お菓子の変わりにビールを貰い喜んでいた私だが、今は楽しい映像を提供して貰い写させていただくことが、何よりもの心の栄養となってしまった感がある。

〔本日の写真は青森県弘前市内にて撮影〕

撮影日〔2003年8月1日〜2日〕

※ 使用機材 Canon EOS-1D×2/FE35mm-350mm/FE16mm-35mm/FE100mm MACRO/EF15mm Fisheye/スピードライト550EX×2/トランジスターパックE(Ni-Cd)

キヤノンEOS-1Dにて撮影されたRAWファイルを専用ドライバにて現像、『Photoshop』を使いレタッチし、リサイズして(JPEGにて)掲載。

【写真1】
 
【写真2】
 
【写真3】 「僕が引き綱の先頭で引っ張ってんだぜ!」
 
【写真4】 坂道を下る太鼓台の速度を抑えている子供たち。一人、カメラを意識しVサインを出している子も・・・
 
【写真5】
 
【写真6】
 
【写真7】
 
【写真8】
 
 
使用機材
撮影カメラ
Canon EOS 1D