※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
本日【2003年6月28日(土曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【青い森の青の季節(とき) 26/僕、寒立馬だよ 2】
 
 
  本日は7枚の写真を掲載いたしました。


  この春に生まれた寒立馬の仔馬を撮影した映像の『第二弾』を本日はお届けします。

『第二弾』と言ってはみたものの、写真4だけは前回と違う黒毛の仔馬の映像だが、他は先週と全く同じ母仔の別カットというのは、数多くの寒立馬を楽しみにしていた皆さんのことを考えると、掲載している私としても、とても申し訳ない気持でいっぱいだ…。
  加えて、いつもなら連続シリーズで一挙大量にアップする『寒立馬』シリーズだが、今回はこの第二弾が最終回となってしまった。
  言い訳を許して貰えるならば、一泊二日の撮影時間では、いくら寒立馬の撮影に慣れた私でも、これが精一杯の成果であった。しかも、実質、撮影に費やされたのは、尻屋に到着した数時間と、翌朝の1時間程度である。
  新聞紙上や地元の人間によれば、仔馬は三頭産まれたとのことだったが、私とプロカメラマンの鏡氏が、尻屋の山の中を歩き回った限りでも、本日掲載した二組の母仔馬しか確認できなかった。
  仔馬をもっと数たくさん撮影することを前提にした場合、少なくとも3日は連泊し、しかも馬が林の中に隠れることが少ない晴天に恵まれるという撮影条件が加わねば難しいのかも知れない。
  とにかく、たかが寒立馬だが、この尻屋を訪れた人の中には、寒立馬を一度も目にすることなく帰路につくケースが多いことを考えると、観れたあなたは幸せな方なのだ。

  最後に、草食動物が餌としている草の話に触れるが、最近購入した『四季の山野草』なる人間が食べることを前提にして書かれた専門書によると、人間が食べてはならない毒草というのが、日本国内には40種類ほどあるらしい。その中には、あの悪名高い猛毒の『トリカブト』や『ドクゼリ』『ドクウツギ』などが含まれるが、一般人が考えているほど多くはないとのことだった。
  私たちの身の回りにあり、よく目にするもので、意外に美味いというのが、写真1の仔馬が食べているタンポポだと言う。フキノトウやつくしと同じように、十分に水にさらし苦味やアクを抜くと、おひたしや和え物、酢の物や天麩羅、バター炒めなどにすると美味いのだそうだ。まあ、人間が美味い物だから、馬にとってはご馳走なのだろう。写真の仔馬は、この黄色い花を目指して一生懸命に食べていたのが印象的であった。
  一昨年の春にこの地を訪れた時、湿地が多いこの尻屋岬の牧草地の中で唯一馬に食べられずに、しかし齧った歯型だけが残った水芭蕉の花と葉を撮影したのだが、この本の中にも『水芭蕉』は毒草であると説明されている。
  なるほど、馬も一度は齧ってみたものの、毒草だと感じ、食べちぎることをしなかったようだ。
  人間は図鑑で調べたり、実際に食べて腹を壊してみないと分からない毒草でも、馬は本能的に避けているらしい。
 
  それでも尚、この仔馬を観ているとついつい、「美味しいものだけを食べて、大きくなれよ」と声をかけたくなってしまった。

〔本日の写真は青森県にある東通村尻屋にて撮影〕

撮影日〔2003年5月25日〜26日〕

※ 撮影したRAWファイルを専用ドライバにて現像、『Photoshop』を使いレタッチし、リサイズして(JPEGにて)掲載。

【写真1】 僕、タンポポが大好物なんだよ。
 
【写真2】
 
【写真3】
 
【写真4】 僕は黒毛の仔馬なんだ。
 
【写真5】 綺麗なお尻でしょ?
 
【写真6】
 
【写真7】 いつもお母さんと一緒だよ。
 
 
使用機材
撮影カメラ
Canon EOS-1D
撮影レンズ
EF16-35mm/FE35mm-350mm
その他