※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
本日【2003年6月23日(月曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【青い森の青の季節(とき) 21/湖面の中の青い森 2】
 
 
  本日は6枚の写真を掲載いたしました。


  弘前公園で『弘前桜祭』が開催された当日に帰省し、その後も、りんごの花や新緑を撮りつづけてきた私だが、先週の土曜日、ついに二ヶ月間に渡る長期の撮影を終えて、神奈川へと戻ってきた。
  二ヶ月前の帰省の折には、ジャンパーを着込んで行ったのだが、6月の下旬ともなると、巷(ちまた)は半袖に半ズボン姿の男性も目立つ季節に変わっていた。
  白神山地では緑の美しさに感銘したが、この東京では建物の多さと緑の少なさに別の意味で感銘を覚えた。
  よくぞここまで自然を破壊してしまったなあ・・・との驚きの感動とも言うべきか・・・。

  神奈川に戻ってきてしたことはと言えば、まずはビールを飲んで何も考えず熟睡した。
  夢の中には不思議なことに、田舎で旅館を営む『はるちゃん』の姿がでてきた。
『はるちゃん』とは、フジテレビ系列で昼帯に何度もシリーズ化されている、仲居の“はるちゃん”を主人公にした人気ドラマである。その主人公を演じる無名塾の中原果南さんが、あの笑顔で接客している風景が、何度も何度も出てきた記憶がある。
  なぜに『はるちゃん』なのだろうか?と考えてみたが、私が彼女が接客してくれるような温かな旅館を、白神の山裾野の村で営みたいという欲望の表れではないかと分析している。日に数組の客しかとらない寂れた温泉宿・・・。しかしその宿は、全国のどの旅館でも味わえない大自然と露天風呂を満喫できる風変わりな宿でもある・・・。
  まあ、夢のまた夢の話だろうが、この二ヶ月ほどの撮影を通じ、心安らぐ空間について考えさせられもした。

  以前にも書いたが、文人の大町桂月が愛した『蔦温泉』も、そんな宿の一つだったに違いない。
  周囲には大小七つの沼池があり、その一つ一つが個性的な顔をした沼であった。
  旅人はそれらの沼を巡り、自然を満喫し、薄い白色に濁る蔦温泉に浸かって旅の疲れを癒したに違いない。
  創業は大正8年だから、若かった“はるちゃんも”、白髪が似合う隠居の身となり、それでもなお人々に最上の寛ぎを与えるために、常に隅々にまで目を光らせている。
  蔦沼の湖面は、春・夏・秋・冬のそれぞれの風景を何度も何度も写し続け、少しずつその様相を変えている・・・。

  そんな湖面の水面に写る春の森々を、本日は何枚か掲載してみました。

〔本日の写真は青森県十和田市にある蔦沼周辺にて撮影〕

撮影日〔2003年5月24日〕

※ 撮影したRAWファイルを専用ドライバにて現像、『Photoshop』を使いレタッチし、リサイズして(JPEGにて)掲載。

【写真1】
 
【写真2】
 
【写真3】
 
【写真4】
 
【写真5】
 
【写真6】
 
 
使用機材
撮影カメラ
Canon EOS-1D
撮影レンズ
EF35-350mm
その他
PLフィルター使用