※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
 
本日【2003年6月7日(土曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【青い森の青の季節(とき) 6/ワニとヘビと毛虫が棲む沼池】
 
 
  本日は3枚の写真を掲載いたしました。


  池の中に、倒れた倒木の一部が突き出していた。水面から顔を覗かせた一片には苔が生し、まるでワニが口を開け、獲物を狙っているかのような雰囲気すらある。
  その朽木を、池を紹介するアルミの看板の反射を織り交ぜ撮影したのが写真1の映像である。

  同じく沼の中に倒木が眠っていた。水温が低いために永らく朽ちることもなく、水の中で木肌が白く輝いていた。
  形はまるでヘビのようであり、そこだけ水面の波紋がなく、透けて湖底まで眺め観ることができる。(写真2)

  倒木に生えた雑草が、幼虫の体毛のように四方八方に伸びていた。
  一部には白い花が咲き、その姿は尻を持ち上げた毛虫のような奇怪な形をしたものだった。(写真3)

  池や沼に静かに暮らす命を持って生きてはいなくとも、風景を活かすそれぞれの造形物たち。
  水辺にはさまざまな風景が潜み棲んでいるものだと感じた。

〔本日の写真は写真1と3は青森県岩崎村にある沸壺の池(十二湖)にて。写真2は十和田市にある月沼(蔦沼)にて撮影〕

撮影日〔写真1と3は2003年5月19日。写真2は5月24日〕

※ 撮影したRAWファイルを現像、JPEGに変換し、リサイズにより掲載。

【写真1】 沸壺の池(十二湖)を紹介する看板の標識の目障りな光を、
逆に巧くとり入れて撮影したもの。

 
【写真2】 月沼(蔦温泉)の湖底に沈む古木を、
PLフィルターを使い撮影したもの。
 
【写真3】 沸壺の池(十二湖)の中に浮かぶ古木に草が茂り、
花が咲いてまるで毛虫のような姿になっていた。
 
 
使用機材
撮影カメラ
Canon EOS-1D
撮影レンズ
FE35mm-350mm/SIGMA MIRROR 600mm
その他
PLフィルターを使用