※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
 
本日【2003年5月8日(木曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【夜桜 1/弘前公園の桜 12】
 
 
  本日は5枚の写真を掲載いたしました。


  昨年と同じ場所で、しかも同じカメラで同じレンズで撮影しているにも関わらず、腕が落ちたな・・・と落ち込んでしまったのが、本日掲載した夜桜の映像である。
  去年アップした写真を見比べて貰えば腕の差が一目瞭然なのだが、作者としては比べて貰いたくはなくて、クリックするだけで直接リンクし閲覧できるようには、あえて設定しなかった。

  昨年の写真は、水面に映る夜桜にもピントが合っているものが多く、一見して綺麗に撮れていたが、それは絞りを思い切って絞り込み、手前から遠くまでピントを合うように設定し、15秒ものスローシャッターを切って撮影したもので、その間花冷えの中でじっとしている忍耐力が必要であった。現在も多くのデジカメがそうだが、15秒ものスローシャッターを切ると、ノイズ処理された映像が液晶で確認できるまでに更に15秒、都合30秒も待たなければならない。
  今年の私は、その待ち時間が嫌で嫌で、使用したEF16-35mmのレンズの開放値であるF2.8まで開けて撮影したために、僅か2〜3秒程度のスローシャッターしか切らずに済んだ。この速度だと、シャッターを押して液晶に表示されるまでに5秒ほどしかかからないために、待ち時間が大幅に短縮され、同じ時間内に枚数が撮れるのだ。
  しかし、F値が明るいために、ピントを合わせた場所以外には、広くピントが合っていない・・・。

  スローシャッターを短縮したのには他にも理由がある。水面に浮かんだ動くボートの陰を残したかったためである。
  15秒ものスローシャッターを切ったのでは、完全にボートの陰は消える。ボートらしき影を残し、それでいて綺麗に写るであろうぎりぎりの速度が2〜3秒程度と推測されたからだ。

  それに、更に言い訳をすれば、この夜は比較的風が強く、水面に綺麗に夜桜が映っていなかったので、あえてそんな桜を撮影しようとは思わなかったのである。

  しかし、しかし、去年の映像よりも下手にしか写せないというのは癪である。
  癪に障るというのには、更に更に理由がある。1Dを手に入れて最初の夜桜撮影に燃えていた去年ほど、私の気持ちが今年は昂ぶっていなかったためだと自分自身で納得しているからだ。
  これが去年の暮れに発売された、実売価格が100万近い1Dsを手にしていたならば、きっと今回の撮影結果も違っていただろう・・・。

  新しいカメラを持つと、やる気が出てきて良いものが撮れる可能性があるという意味では、金欠病ながら、定期的にカメラは買い換えた方がいいということを、無理矢理こじつけている自分が悲しいのだが・・・。
  料理と写真は手を抜いたら、美味しいものができないのだという良い見本かも知れない。

〔本日の写真は青森県弘前市にある弘前公園にて撮影〕

撮影日〔2003年4月28日〕

※ 使用機材 Canon EOS-1D/EF16-35mm/三脚とレリーズ

キヤノンEOS-1Dにて撮影されたRAWファイルを『Photoshop』にて現像、JPEGに変換し、リサイズにより掲載。

【写真1】
 
【写真2】
 
【写真3】
 
【写真4】
 
【写真5】 写真1の、今度は人影のないカット。右に桜の並木も写っている。
 
 
使用機材
撮影カメラ
Canon EOS-1D
撮影レンズ
その他