※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
 
本日【2003年5月3日(土曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【夕景の天使 1/弘前公園の桜 9】
 
 
  本日は9枚の写真を掲載いたしました。


  弘前公園内の桜が満開となりつつある27日の午後、夕暮れた西濠にて桜の撮影を始めた。
  ここは公園の中でも、桜並木のトンネルが続く、市民に最も慕われている場所の一つかも知れない。

  長く南北に伸びた堀があり、そのため寒暖の差が激しいのか風が強く吹き付けていた。
  夕景の中、オレンジ色に輝く天使たちに、マクロレンズを近づけてみる。
  風が強くなかなか花びらが同じ位置に落ち着いてくれないのが、この撮影で最も難しかったところかも知れない。

  銀塩カメラならば、長年の経験に頼った微妙な露出補正が必要なシーンだが、デジカメならば撮影し終わって液晶を確認すれば、誰でも綺麗な絵が撮れる。ただしデジタルカメラは銀塩のリバーサルフィルムに比べ、ラチュ−ドが狭いために、微妙な露出加減が必要で、+1/3単位の細かな補正によって、絵は生きもし死にもする。
  本日掲載した写真は、撮影した映像の中でも比較的暗い、アンダー気味の映像を纏めてアップしてみた。
『夕景の天使』の第二弾では、逆に明るく撮影した映像を用意している。例えば、本日掲載した写真1のような映像ばかりを集めてみた。

  デジタルカメラを使った夕景の撮影で、最も大切なのが『ホワイトバランス』の調整である。
  当初は私もその『ホワイトバランス』を『オート』に合わせたまま撮影していたが、どうも思い通りの色に仕上がらず、今度は『曇り』に設定し撮影し始めたら、オレンジ色が強く出てきて、より見た目に近い色合いに仕上がった。(実際に撮り比べた映像を、今度掲載したいと思っています。)
『夕景の撮影では、ホワイトバランスをオートに設定すると、赤味を必要以上にカメラが取り除き、日暮れらしい絵にならないので、このような条件下では曇りに合わせた方がよい』という旨の文面を、私の著書で述べた筈なのに、自分自身がミスをしていた・・・

  桜の花びらを透過光で透かし撮りをしたものを、これまでも幾つかアップしているが、夕暮れのオレンジ色はまた独特の雰囲気があっていいものだと思った。
  因みに、逆光にて被写体にピントを合わせる場合には、特に写真2のような条件下では、カメラのAF機能が全く働かない機種も多い。私が以前使っていた『ミノルタ ディマージュ7』では、特に苦手として撮影条件下であるが、世界一のAF性能を誇る『EOS 1Dシリーズ』のカメラでさえも、3回に1回は見事に外してくれた。
  ピントが合った瞬間に、息を殺し毎秒8コマの連写で一気に撮影する。その中で、ピントが合っているものだけを選んで掲載はしたが、これが毎秒3コマの『1Ds』ならば、こうは撮れていなかったかも知れない。
  腕の未熟さをカメラが補ってくれる時代となったことは、拙者にしてみれば本当にありがたかった。 

〔本日の写真は青森県弘前市にある弘前公園にて撮影〕

撮影日〔2003年4月27日〕

※ 撮影したRAWファイルを『Photoshop』にて現像、JPEGに変換し、リサイズにより掲載。

【写真1】
 
【写真2】
 
【写真3】
 
【写真4】
 
【写真5】
 
【写真6】
 
【写真7】
 
【写真8】
 
【写真9】
 
 
使用機材
撮影カメラ
Canon EOS-1D
撮影レンズ
EF50mm MACRO + 50mmマクロ専用ライフサイズコンバーターEF
EF100mm MACRO + エクステンションチューブEF25
その他