※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
 
本日【2003年4月4日(金曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【緑山スタジオ内から】
 
 
  本日は10枚の写真を掲載致しました。


  皆さん、御無沙汰しておりました。(^o^)丿
  2月の2日から、約二ヶ月ほど休止していた『一枚の写真』ですが、本日一日だけ、急遽アップ致しましたので、お楽しみ頂ければと思います。
  そして、大変に申し訳ないのですが、あとしばらく休止期間を下さいますよう、お願い致します。m(__)m


  これまで2年余ヶ月続けてきた『毎日更新/一枚の写真』を休んだのには、勿論理由があった。
  簡単に言ってしまえば、しばらく離れていたテレビドラマの脚本執筆のため、作業に集中したかったためである。
  小説の場合もきっとそうだろうが、一つの物語を考える途上では、できるだけ他の考えが入り込まぬように集中して書き進むことが必要なのである。

  まあ、芸能活動や別のことをしながらドラマを書くことのできる一握りの大御所がいることは確かだが、大半のシナリオライターと呼ばれる人々は、ドラマの執筆時には『缶詰(かんづめ)』状態となって作業を急ぐ必要がある。
『缶詰』状態とは、物書きが執筆の間、ホテルや旅館、あるいは自宅に引きこもることを俗に謂う業界用語でもある。

  それは既に放送日(小説家の場合はだいたいの出版日)が決まり、撮影スタジオや役者のスケジュールが押さえられ、放送日から逆算しての撮影日が決まってしまっていることで、クランクイン(撮入り)に間に合うよう執筆作業を急がせるという意味合いもあるが、その他にも他のさまざまな誘惑や周囲からの妨害電波にとらわれずに、より質の良い本を書くための謂わば修験者の山ごもりにも似ている。
  その缶詰状態に私自身がなっていたために、『一枚の写真』をやむなく休止したということなのである。

  そして、本日になって急に『写真』をアップしたのにも理由がある。それは、ひと月ほどかけて書いた脚本がいよいよ完成し、昨日から撮影に入ったことを宣伝する目的ができたためである。

  本日掲載した映像は、『こちら本池上署』プロデューサー、森下和清氏の許可を貰い、スタジオで使われているドラマのセットや小道具や機材などを撮影したものである。ドラマに出演する役者さんも、当然このスタジオ内に居る訳だが、役者さんにはそれぞれ著作権があるために、写っている映像は掲載はしなかった。また顔は掲載しないという条件を付けた上で、今回のウェブ上を通じての宣伝活動を許可して貰ったのである。

  撮影は全て先月の20日に発売されたばかりの『Canon IXY-DIGITAL』シリーズの最新機『D400』で撮影したものである。
  それまで同シリーズには1/2.7インチCCDが使われて来たのだが、この機種からは1/1.8インチCCDが搭載され、よりダイナミックレンジが広い画質に優れた映像が撮影可能になった。また前機『Canon IXY-DIGITAL320』の有効画素数が320万画素なのに対し、今回のカメラは名称通りの400万画素での記録が可能なより高性能なCCDが使われている。
  その実力を示すのが、本日掲載した写真2.3.5.9.10番であり、白とびが少なく、より細部の描写が可能になった様子が判っていただけると思う。その他の写真は、ISO感度を400にゲインアップ(増感)したため、ノイズが多く、コントラストも弱くなってしまったのは残念である。撮影スタジオ内ではストロボが使えなかったので、補助光なしで撮影したためである。


  ということで、桜の花が8部咲きとなった(写真10)横浜市緑区にある『緑山スタジオ』にて、私が執筆した『こちら本池上署/第五話(放送は第六話として5月19日放送予定)』の撮影が、某有名歌手グループのメンバーを交え始まった。
  この某有名歌手グループのメンバー氏名は、残念ながら現段階では公表できないが、まあ今の日本において、このグループ名を知らない人はいないというくらいに著名な歌手グループであり、シリーズも第二弾となった『こちら本池上署』のこれまでのゲスト登場の経緯を考え、想像して貰けたらと思う。
  因みにこのメンバー名を、このウェブ上では『××さん』と記したい。

  私が撮影を見学したのは午後の1時30分から行われた、緑山スタジオ屋上での撮影からであった。
  このときになって、私は初めてナマ××さんを観たのだが、とにかく小さい。
  屋上での撮影は、物語の内容に不可欠な脇役、大型犬のボルゾイを交えてのものだが、このロシア産の狩猟犬に、跨れば乗って走れるのではないかと思えたほどに、彼女は小さいのだ。
  その本人もボルゾイを前にして、「うわああああ、マジでデッカイ!うわぁああ、でっかいィ〜!!」と連呼していたのが印象的だった。
  このボルゾイ、名前を『キョンキョン』と謂うメス犬らしく、本番の撮影時に、××さんは勢い「良かったね、良かったね〜」で終るところを、「良かったね、キョンキョン!」と思わず叫んでしまい、NGを貰っていた。「キョンキョン」と言った時には、全員が受けて笑っていた。

  午後の3時からのスタジオ撮影では、今度は大型犬と小型犬(3匹)が登場。その中の一匹が本日掲載した写真1のパピヨンである。
  その仔犬を見るや、今度は××さんは、「うぁああああ!超可愛い!うわああぁああああ!マジで、超ゥ、超ぅ可愛い!」と連呼し、自分も抱かせて貰っていた。因みに写真1のパピヨンは、生後40日の仔犬である。(撮影には2匹のパピヨンと、一匹のミニチュアダックスフンドが使われた)

  私が面白いと思ったのは、本日の撮影には小学生の男の子と女の子(いずれも劇団『ひまわり』)が登場するのだが、その子たちが仔犬の方ばかりを気にし、あれだけテレビに露出してローティーンにも絶対的に人気のある有名歌手が側にいるにも関わらず、殆ど関心を示さなかったことである。この点は、さすがにスタジオ慣れした子役たちといったところか。
  この××さん、本日の撮影を担当した監督が言うには、普段から激しい踊りをテレビでも披露していることもあってか、「動きの筋がいい」とのこと。
  演技もそこそこできて、本番前のリハーサルから、しみじみとしたシーンではカメラの前で泪を流していた。
 
  いつもは『一枚の写真』を更新し続けているパソコンの前に座り、『更新』作業を休止し、急遽物語を紡ぎだしたのがおよそ二ヶ月前のこと。
  同じパソコンにて、私が必死に考えた台詞(せりふ)の一つ一つを、これまでテレビでしか観たことがなかった著名な役者さんが実際に話し語り、泪するのを見ると、身につまされる想いがしていた・・・・。
「私が書いた一言のために、必死に泪し演技する役者さんと、それを一生懸命に撮影し続けるスタッフがいる・・・・。これからも頑張るぞ!」と心に密かに誓う。
  とにかく、ドラマの脚本を書くという作業など、誰しもが味わえる仕事ではないのだから・・・・。

  この日は、番組宣伝のために、『ザ・テレビジョン』と『テレビガイド』のカメラマンもスタジオに入り、××さんと高嶋政伸さんを撮影していた。
  彼らが使っていたのは全員が銀塩一眼レフカメラ。キヤノンを使っているカメラマンは、いずれもF2.8の70−200mmと28−70mmの明るいレンズとプロビアを使っていた。
  撮影した映像を確実に確認でき、しかも撮れば撮るほど撮影コストがかからないデジタルカメラを、なぜに彼らが使わないのかが大きな疑問であった。速報性はあまり重視されていないということか・・・・。
 
  とにかく、このドラマの放送が近くなったら、多くのメディアが私が書いたこの回を写真入りで宣伝する筈なので、楽しみにして頂けたらと思う。

  機会があれば、また同じような速報をお届けしますので、今しばらく『休止』をお許し願いたい。m(__)m

〔本日の写真は横浜緑区にある『緑山スタジオ』内にて撮影〕

撮影日〔2003年4月3日〕

※使用機材  IXY-DIGITAL400 (撮影されたファイルをリサイズにより掲載。ノーレタッチ)

【写真1】 今回の撮影で使われたパピヨンの仔犬。
マニュアルモード/ホワイトバランス・オート/ISO感度を400に設定し撮影。
 
【写真2】 私が執筆した五話に合わせ、急遽『警務課』と
『会計課(遺失物取り扱い窓口がある課)』のセットが造られた。
マニュアルモード/ホワイトバランス・オート/ISOをオートに設定し撮影。
 
【写真3】 コンピューターもすべてパナソニック(ナショナル)製品である。
マニュアルモード/ホワイトバランス・オート/ISOをオートに設定し撮影。
 
【写真4】 これが、スタジオ内に造られた『遺失物保管庫』。
マニュアルモード/ホワイトバランス・オート/ISO感度を400に設定し撮影。
 
【写真5】 『ナショナル劇場』だけあって、
遺失物の携帯電話もすべてパナソニック製品だ!
マニュアルモード/ホワイトバランス・オート/ISOはオート。マクロモードに設定し撮影。
 
【写真6】 窓に映る夕陽は、このよう造られている。
マニュアルモード/ホワイトバランス・オート/ISO感度を400に設定し撮影。
 
【写真7】 スタジオのカメラは全てハイビジョン。
将来のデジタル多チャンネル化・完全ハイビジョン化を睨んだものである。
マニュアルモード/ホワイトバランス・オート/ISO感度を400に設定し撮影。
 
【写真8】 カメラのモニターはこんな風に見えている。
写真では判りずらいが勿論カラー映像である。
マニュアルモード/ホワイトバランス・オート/ISO感度を400に設定し撮影。
 
【写真9】 警視庁のキャラクター、ピーポ君も『遺失物取り扱い窓口』
では、サングラスをかけ、パナソニックの携帯電話を持っている??
マニュアルモード/ホワイトバランス・オート/ISOはオート。マクロモードに設定し撮影。
 
【写真10】 緑山スタジオの外は、桜が咲いていた。
マニュアルモード/ホワイトバランス・オート/ISOをオートに設定し撮影。
 
 
使用機材
撮影カメラ
Canon IXY-DIGITAL400