※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
本日【2003年1月28日(火曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【2003年/春の風景 2 〜春うらら 長谷寺の蝋梅 U〜】
 
 
  本日は3枚の写真を掲載いたしました。


  私がお気に入りのレンズ『SIGMA MIRROR 600mm』を使用する場合、三脚は必須アイテムとなってくる。
  1Dは焦点距離が1.3倍になるため、600mmのレンズを使用すると780mm相当の望遠レンズとなり、画角も3度近くになってしまう。
  こうなると、手元を少し動かしただけでも結果的にフレーミングした被写体が大きく動いてしまう望遠域での撮影では、三脚が必要になってくる。しかし、このレフレックスレンズでの撮影可能最短距離である2メートル付近では、カメラが多少動いたにしても、捕らえた被写体は望遠域ほど大きく動揺しないので、三脚を用いない手持ち撮影も可能になってくる。
  という訳で、本日掲載した3枚の写真は、いずれもこの600mmレンズを使い、手持ち撮影したマクロ映像である。
  長谷寺の通路内での撮影は、三脚が禁じられているので、仕方なくこの方法で撮影したのだ。通路内に撮影に適した蝋梅が咲いていたためである・・・^^;

  ただし、このレンズを使って手持ち撮影する場合には二つの点に注意した。
  F値が8と暗いために、シャッター速度は最低でも125分の1になるように、雲間から陽が出るのを待って撮影に挑んだ。
  この場合でも、三脚の雲台にカメラを設え、その折りたたんだ三脚を胸に抱え撮影した。こうすると上下の動きは遥かに少なくなるのだ。(以前掲載した『ミレナリオ』の撮影も、この手法を用いたものもある。)
  撮影時にはフレーミングが狂わぬように、私は呼吸を止めて被写体を注視しシャッターを押すのだが、それでもこのレンズを使うと微妙に揺れてしまう。そこで、『ここだ!』と思った瞬間に、1Dで一秒8コマの連写をした。こうすると、6枚はブレていても、あとの2枚はブレずによおく撮れていたりする。この実験を一秒3コマの連写で実験したが、この速度では全てが失敗に終るケースが多い。まさにマグレでの一瞬の撮影に賭けたのである。

  蝋梅はその名の通り、蝋燭のような蝋でできた梅を指す言葉。
  蝋ならば陽光を透かした透過光で撮影してあげたいとも思っていた。
  長谷寺にはこの条件で撮影できる蝋梅が少ないために、通路での手持ち撮影となった訳であるが、怪我の功名、その効果が巧く表現できたようにも思える・・・??

〔本日の写真は神奈川県鎌倉市にある『長谷寺』境内にて撮影〕

撮影日〔2003年1月26日〕

※ 使用機材 Canon EOS-1D/SIGMA MIRROR 600mm
キヤノンEOS-1Dにて撮影されたRAWファイルを現像、JPEGに変換し、リサイズにより掲載。

【写真1】
 
【写真2】
 
【写真3】
 
 
使用機材
撮影カメラ
Canon EOS 1D