※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
本日【2003年1月16日(木曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【祝!! 成人の日 W〜成人の日のスナップ〜】
 
 
 本日は8枚の写真を掲載致しました。


  成人式の日、着物姿の女性をメインに撮影することに関しては、ある種の醍醐味がある。
  それは、当然のことかも知れないが、決して去年と同じ人間が振袖姿で現れないということであろう。
  撮影する側にしれみれば、決して同じ絵にならないので、毎回毎回どんな乙女が現れるのかが楽しい。
  本人たちにとっても一生に一度っきりのことなので、二度と訪れない一瞬の輝きを楽しみたいという気持ちが強く、親に数十万も出して買って貰った振袖を纏い、それぞれの時を過ごす様が、また絵になるのである。
  帯や衣装、草履、バックに小物、着付けに、髪結いのもろもろの合計費用を、実際に着ている時間で割ると、1時間あたり、それこそ5万〜10万円の俄かモデルの誕生である。撮影者としても、この美味しい機会を見逃す訳にもいかない何かが働く。

  一方では、決して同じ人間が現れない訳だから、去年は快く撮影をさせてくれたからと言っても、今年もそうなるとは限らないリスクを背負う。
  振袖姿の女性に、撮影させて貰えないだろうかと声をかけているカメラマンも多かったが、過去2回の私の経験からしても、その三分の一は返事もなく無愛想に拒絶されることが多い。彼女たちにしてみれば、親に「一生に一度っきりなんだから」と無理に着物を着せられ成人式に出席した人間も多いだろうし、式典が終った会場にて、仲間同士で「一緒にお参りに行かない?」となれば、断ることもできなくなって、不承不承集団に従ってしまう羽目になる。
  そのような女性に声をかけても、決して気持ちよく承諾してもらえないという現状もあるだろうし、一番の問題は、自分たちを撮影した映像を、一体何に使うのかという根本的な疑問にあるらしい。

  私の場合は職業を印刷した名刺を常に持ち歩き、疑問を抱く人には名刺を示し撮影の許可を貰うが、この段取りがとてつもなく煩わしいことは否めない。
  そうなると、面と向かって広角で撮るショットよりも、より自然体のまま撮影できる望遠の方が、『煩わしさもなく手軽だ』となってしまう。
  しかし一方では、HPに掲載する許可も貰わずゲリラ的に撮影している訳だから、多少後ろめたい気持ちにもさせられてしまう。
  せめて、決して被写体の気持ちを害するような掲載方をしないことを心がけてはいるのだが・・・。

  本日の写真は、どちらかというとキヤノンの風景写真用に使われることが多いEF35-350mm一本で撮影した8枚の映像を掲載してみた。
  F値が3.5-5.6と決して明るくないために、写真4と6はISO感度を800までゲインアップして撮影したものである。

  800年余の歴史を誇る『古都/鎌倉』で撮影することの意義を垣間見た瞬間でもある。

〔本日の写真は神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮境内にて撮影〕

撮影日〔2003年1月13日〕

※ キヤノンEOS-1Dにて撮影されたRAWファイルを、『Photoshop』にて現像、レタッチを施し、JPEGに変換し、リサイズにより掲載。

【写真1】
 
【写真2】
 
【写真3】
 
【写真4】
 
【写真5】
 
【写真6】
 
【写真7】
 
【写真8】
 
 
使用機材
撮影カメラ
Canon EOS 1D