※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
本日【2002年3月12日(火曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【モノクロームの世界2 寒立馬】
 
 
  本日は、4枚の写真を掲載しました。


  先月の15日から19日までの5日間、私はブリザードの中で生きる寒立馬を撮影しようと、旅館に四泊もし、機会が訪れるのを待った。
  が、結局はその願いは叶わずに終わったのだが、5日目にやっとブリザードとはいえないまでも、それなりの吹雪に出遭うことができた。
  それが、本日掲載した4枚の写真である・・・
  とは、胸を張っては言えない事情がある。
  それは、この4枚の写真が、実はこれまで掲載した『2002年冬の寒立馬』シリーズの掲載から漏れた、いわばランク外の駄作なのだから・・・。

  だが写真とは面白いものである。
  一度は消してしまおうと思った映像でも、モノクロへと変換し、多少レタッチを加えてみると、まるで違った印象の写真へと変わる。
  特に白い雪と、黒い馬の陰影が際立つ寒立馬の写真に関しては、特にその傾向が強い。
  このような明暗がはっきりとする写真に仕上がると最初から解っていなのなら、もっと別の撮り方をして、新たにモノクロ・ギャラリーを特設する方向で編集した方が良かったのかも知れない。

  とまれ、今年の冬の寒立馬の撮影は終わってしまった。
  同じ失敗をしないためにも、もう少し1Dで、モノクロ映像へ変換することを前提にした写真撮影を行わねばと思った。

  わざとISOを1600に増感し、『Photoshop』にて更にコントラストを強調し、銀塩フィルムを高増感したような粗い粒子で馬を描くのも面白いだろう。
  ストロボを焚き、馬の背の雪を反射させ、さらに明暗を際立たせるのも楽しいかも知れない。
  私の持っている350mmの望遠で撮影したものがこうなのだから(写真1)、600mmの超望遠で、もっと遠くから狙ったら、どんなモノクロ映像になるだろうか?
  今から何かと想像が尽きないが、まあ鬼が嗤う前に辞めておこう・・・。

  とにかく、モノクロの寒立馬も、とても美しいものだと改めて感じさせられた。

〔本日の写真は青森県下北郡東通村尻屋にて撮影〕

□『EOS 1D』にてRAWモードにて撮影し現像処理。『Photoshop』にて加工し、JPEGにて掲載。

撮影日〔2002年2月19日〕

【写真1】
 
【写真2】
 
【写真3】
 
【写真4】
 
 
使用機材
撮影カメラ
Canon EOS 1D