※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
本日【2002年2月13日(水曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【僕、羊の赤ちゃん・・・ 1 〜仔羊〜】
 
 
本日は、3枚の写真を掲載しました。


「僕、羊の赤ちゃん。
今月になって、この世に誕生した、羊人生ぴっかぴかの一年生なんだ。

僕が産まれた2月は、北国では雪がたくさん降る時期なんだけど、僕たち羊たちにとっては春真っ盛り。出産ラッシュの季節なんだ。
毎日、毎日、僕の友達がこの牧場で増えているんだよ。僕にも人間の小学一年生のように、100匹の友達ができるかな?

僕が暮らす『小岩井農場』は、広さが2660haもある日本で一番大きな牧場なんだ。と言ってもどれくらいの大きさか判らないよね?そうそう、ちょうど東京の山手線円内と同じ広さと言えば判るって貰えるかな?
ここの広い牧場で造られた牛乳や乳製品に、牧場の名前が付けられているから、どこかで聞いたことがある人も多いと思うよ。

今日の写真には写っていないけど、僕のお腹には、ママと僕を繋いでいた臍の緒がまだ付いているんだ。
これを見るたびに、『あぁ、僕はママの子なんだな。ママの子で幸せだなあ』って思うんだ。

僕は大人の羊のように、時々干草を口にしたりするけど、でも今はまだまだママのおっぱいが大好きなんだ。
ママのおっぱいを飲んでいる時が一番幸せだから、思わずしっぽを振っちゃうんだ。だってとっても美味しいんだもの!(写真3)

僕にはあんまり記憶がないけど、産まれてすぐに牧場のお兄さんが、僕の耳に穴を開けたみたいなんだ・・・。
僕がママの子供で、いつ産まれたのかを、この耳の穴で人間が見分けるらしいんだけど、僕たち羊同士は、お互いを匂いで嗅ぎ分けているんだよ。

僕が兄弟を探すときも、そうやって匂いで探すんだ。(写真2)
匂いで、『あぁ、こいつはこの前いっしょに遊んだ仲間だ』とか『こいつはこの前、僕を苛めた奴だ!』ってことを嗅ぎ分けているんだよ。

最後に、もしどこかで僕や僕の友達と遭うことがあったなら、ぜひ優しく触ってみてね。こんなに小さいけど、もう毛肌は、大人の羊のように立派な“ウール地”なんだ。凄いでしょ!?

外はまだまだ白い雪の季節だけど、雨にも負けず、風にも負けず、寒さや夏の暑さにも負けずに、宮沢賢治の育った岩手の地で生きて行こうと思っているから、皆も風邪をひかないように、元気に毎日を生きて行ってね」

〔本日の写真は岩手県にある『小岩井農場』にて撮影〕

撮影日〔2002年2月10日〕

【写真1】
 
【写真2】
 
【写真3】
 
 
使用機材
撮影カメラ
Canon EOS 1D