※ このページは、2000-2004年まで続いたHP『津軽海渡のデジカメ紀行』に掲載していた写真や文面を、そのまま復刻させたものです。
   リンクは既に繋がっていないものが殆どであるため、その旨御了承下さい。
 
本日【2001年8月4日(土曜日)】の1枚の写真は!?
 
 
【夏祭りの季節/弘前ねぷた3 祭の子供達】
 
 
本日は4枚の写真を掲載致しました。写真が出揃うまで今しばらく御待ち下さい。m(__)m

『ひろさきねぷた祭』も三日目に入った。

祭もいよいよ佳境となりつつある。
1日、2日と各町内や商店街のねぷたが運行され、ねぷたの優劣を競う審査が行われる。
この審査によって、数多くの賞がねぷたを運行する各団体に贈られるのだが、大人達は、丹精こめて作った自分達のねぷたに、どんな賞が付けられるのか、気が気ではないらしい。
各賞が記載される地元紙の朝刊に、穴が開くほど目を通し、一喜一憂するといった具合だ。

だが、そんなことは子供達には関係無い。
純粋に、短い津軽の夏を彩るねぷたという祭に参加し、心から楽しんでいるのである。
そこには大人のような打算はない…と言いたいところだが、子供達の本当の目当ては、ねぷたが終わった後に各組織ごとに配られる、お菓子にあるのだ。
金額にして千円ほどのお菓子が、ビニール袋に入れられ配られる。
私が幼い頃は、相当ちゃっかりというかガメツイ子だったので、母が勤める市役所のねぷたに出た後、同時に運行されていた町内のねぷたにも、最後の方だけは参加し、一人で二つも三つもお菓子を貰った経験がある。
お菓子を配るのは、多くは母親達なのだが、同じ人間に見つからなければ、何度でも貰えるといった按配なのだ。
『大人もお菓子も甘すぎよ!こんな世の中甘いんじゃ、虫歯になって壊れちまうぜ!』
と陰で嗤っていたのだが、そんな悪童が増えたらしく、最近では運行に参加する直前に、お菓子引換券なる紙切れが配られ、不正防止に各町内とも、頭を悩ましたりしているようである。

しかし、私のように、二つも三つもねぷた運行に参加できる人間は相当良かったらしく、中には近くでねぷたが全く作られず、運行されることが決まっているねぷたにさえ、参加するツテを持たない子供達も沢山いたようである。

今になってみれば、ただねぷたを路肩で傍観するだけの津軽の子供達が、現在もいることがとても気になってしまう。
「俺んちの町会のねぷたに、一緒に参加してみないか!?」
そんな優しい思い遣りを持った子供達が、これからどんどん多くなって欲しいと願う。

ともあれ、写真の中の子供達の笑顔は、いつも元気で明るい。
そんな笑顔が、これからの日本を、これからの津軽を、もっともっと発展させ、温かな友人関係が育まれる故郷にしてくれるのだと、心から期待したい。

〔本日の写真は青森県弘前市にて撮影〕

撮影日〔2001年8月3日〕

【写真1】 ミノルタ DiMAGE7でストロボを使いオート撮影。
画質/ファイン。
 
この二人は、とにかく目立ちたかったようで、
カメラを向けると、勝手にポーズと撮ってくれる。
撮りあがった写真をモニターで見せると、
ますますはしゃぎ、カメラに写ろうとするという具合であった。

【写真上2】ミノルタ DiMAGE7でストロボを使いオート撮影。
画質/ファイン。
 
【写真3】 ミノルタ DiMAGE7でストロボを使いオート撮影。
画質/ファイン。


 
ねぷたへと繋がる長い綱を引くのは、多くが子供たちだ。

【写真4】ミノルタ DiMAGE7でストロボを使いオート撮影。 画質/ファイン。
 
 
使用機材
撮影カメラ
MINOLTA DiMAGE7